【寝つきが悪い人にピラティスがいい理由】〜なぜ布団に入っても眠れないのか?身体から読み解く原因と改善法〜
- 受付 アロエ
- 12月16日
- 読了時間: 6分
第1章|はじめに:眠りたいのに眠れない人が増えている理由
「布団に入ってから1時間以上眠れない」
「頭は疲れているのに、体が休まらない
」「夜になると逆に目が冴える」
「寝る直前までスマホを見てしまう」
こうした “寝つきの悪さ” に悩む人は、年々増えています。

寝つきが悪いと、
朝スッキリ起きられない
日中に集中力が続かない
疲れが抜けない
気分が落ち込みやすい
太りやすくなる
など、生活全体に悪影響が広がります。
多くの人は
「ストレスのせい」
「考えすぎてしまうから」
「スマホを見ているから」と考えがちですが、実はそれだけではありません。
寝つきが悪い原因の多くは、
“身体が休息モードに切り替わっていないこと”にあります。
そして、その切り替えを妨げている大きな要因が
姿勢
呼吸
体幹の使い方
日中の身体の緊張
です。
この記事では、
なぜ寝つきが悪くなるのか
身体のどこが影響しているのか
なぜピラティスが睡眠に効果的なのか
を、身体の仕組みから丁寧に解説していきます。
第2章|寝つきが悪くなる本当の原因は「自律神経」だけではない
寝つきが悪い原因として、よく挙げられるのが 自律神経の乱れ です。

確かにこれは間違いではありません。
しかし、
「自律神経が乱れている」で終わってしまうと、改善策が見えません。
重要なのは、
なぜ自律神経が切り替わらないのか?
という点です。
(1) 本来、眠る前に起きるべき身体の変化
健康な状態では、夜になると自然に
呼吸が深くなる
心拍数が下がる
筋肉の緊張が抜ける
頭が静かになる
といった変化が起き、副交感神経が優位な状態 に入ります。
ところが、
寝つきが悪い人の身体では、
呼吸が浅いまま
肩や首が緊張している
背中が固い
体幹が抜けて姿勢が崩れている
といった状態が続き、身体が「まだ活動中」だと勘違いしている のです。
(2) 日中の姿勢と緊張が、夜まで持ち越される
デスクワークやスマホ操作が多い現代では、
頭が前に出る
背中が丸まる
肋骨が固まる
呼吸が浅くなる
こうした姿勢が長時間続きます。

その結果、
身体は一日中“軽い緊張状態”のまま。この緊張が抜けないまま夜を迎えると、布団に入っても身体は休む準備ができません。
第3章|寝つきが悪い人の身体に共通する特徴
ピラティスの視点で見ると、寝つきが悪い人の身体には共通点があります。
① 呼吸が浅く、胸や肩で呼吸している
眠りに入るためには、深くゆっくりとした呼吸 が必要です。
しかし寝つきが悪い人は、
肋骨が動かない
息が胸で止まる
肩が上下する呼吸
になっているケースが非常に多い。
この呼吸では、副交感神経は働きにくくなります。
② 体幹が抜け、無意識に力が入っている
体幹(コア)がうまく働かないと、
姿勢を保つために外側の筋肉が頑張る
首・肩・腰に力が入り続ける
結果、「力を抜きたいのに抜けない身体」 になります。
これが、布団に入っても体が落ち着かない原因です。
③ 背中・肋骨が固まり、リラックスできない
背中や肋骨は、本来
呼吸とともに動き
身体をゆるめる役割
を持っています。
ここが固まっていると、
呼吸が浅い
神経が休まらない
頭が冴える
といった状態が続きます。
第4章|なぜピラティスは「寝つき改善」に効果的なのか
ここからが本題です。
ピラティスが寝つきの悪さに効果的な理由は、単に「運動したから疲れる」ではありません。
身体を“眠れる状態”に整える要素がすべて含まれている
それがピラティスです。

① 呼吸を深め、副交感神経を働かせる
ピラティスでは、動作よりもまず 呼吸 を大切にします。
肋骨を横・後ろに広げる
息を吐くことで体幹が安定する
この呼吸によって、
心拍が落ち着く
緊張が抜ける
神経が鎮まる
という変化が起こり、
身体が自然に休息モードへ切り替わる ようになります。
② 体幹が安定し、無意識の緊張が抜ける
ピラティスでは、
腹横筋
横隔膜
骨盤底筋
といったインナーが自然に働きます。
体幹が安定すると、
姿勢を支えるための余計な力がいらなくなる
首・肩・腰が休める
結果、
布団に入ったときに「力が抜ける感覚」が生まれます。
③ 背中と肋骨が動き、身体がゆるむ
ピラティスの多くのエクササイズは、
背骨を動かす
肋骨を広げる
背面を使う
構成になっています。
これにより、
日中に固まった背中がゆるむ
呼吸が背中まで入る
身体が「安心した状態」になる
睡眠に入る準備が整います。
第5章|寝つきが悪い人ほどピラティスを取り入れるべき理由
以下に当てはまる方は、ピラティスによる身体の再調整が非常に向いています。
布団に入っても頭が冴える
眠ろうとすると体に力が入る
呼吸が浅い自覚がある
日中、肩や背中が常に張っている
寝ても疲れが取れない
夜中に目が覚めやすい
ストレスが抜けにくい
これらはすべて身体が休む準備をできていないサイン です。
ピラティスは、
無理にリラックスしようとしなくても
身体から自然に切り替えを起こす
数少ない方法のひとつです。
第6章|まとめ|「眠れる体」はつくることができる
寝つきが悪いのは、意志が弱いからでも、性格の問題でもありません。
多くの場合、
呼吸
姿勢
体幹
日中の身体の使い方
が原因で、身体が「眠っていい状態」になれていないだけ です。
ピラティスは、
呼吸を深め
体幹を安定させ
背中と肋骨を動かし
神経を落ち着かせる
睡眠に必要な条件を、身体から整えてくれます。
「眠ろう」と頑張るのではなく、「眠れる身体をつくる」
そのための手段として、ピラティスは非常に相性の良いメソッドです。
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