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【姿勢を整えると“内臓の働き”まで変わる理由】整体×鍼灸で根本改善

  • 執筆者の写真: 受付 アロエ
    受付 アロエ
  • 11月28日
  • 読了時間: 9分


「反り腰で腰が痛い」

「お腹が張りやすい」

「便秘や胃もたれが続く」


こういったお悩み、一見バラバラに見えますが、


実はすべて“ひとつの原因”でつながっていることが多いです。



それが 反り腰(姿勢の崩れ)


そして、その結果として起こる 内臓の位置のズレや働きの低下 です。



反り腰は見た目の問題だけではありません。


  • 腰痛


  • 肩こり・首こり


  • 冷え・むくみ


  • 便秘・胃もたれ・お腹の張り


  • 自律神経の乱れ


こうした不調の“土台”になっていることも少なくありません。


放置すると、「ちょっとした疲れが取れない体」「常に胃腸の調子が悪い体」になってしまうことも。


今回は、整体師・鍼灸師の視点から


(1) 反り腰と内臓の意外な関係
(2) 整体×鍼灸でできる根本改善
(3) 今日からできる自宅ケア

について、できるだけわかりやすく解説します。


「腰だけじゃなく、内臓の調子もいまいち…」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。




🦴【反り腰とは? “骨盤の角度”がカギ】


まずは、反り腰そのものを整理しておきましょう。


反り腰とは、骨盤が前に傾きすぎている状態 のこと。


本来の骨盤は「やや前傾」くらいが理想ですが、

長時間の立ち仕事・ヒール・反り返るクセ・お腹を突き出す姿勢などによって、必要以上に前へ倒れてしまうことがあります。


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反り腰になると…


  • 背中・腰の筋肉が常に緊張する


  • 太ももの前側がパンパンに張る


  • 下腹がぽっこり見えやすい


  • 反り返る立ち姿勢になりやすい


  • 呼吸が浅くなりやすい



見た目の問題として「スタイルが悪く見える」という側面もありますが、それ以上に大きいのが

内臓・自律神経・血流への影響 です。

骨盤は「内臓を乗せている台」のような役割。


その角度が変わると、台の上に乗っている胃や腸の位置も当然変わります。



ここから、反り腰と内臓の関係をもう少し深く見ていきましょう。




🥣【反り腰が“内臓の働き”に悪い 4つの理由】


「姿勢が悪いと体に良くない」とはよく聞きますが、

具体的に 胃腸にどう悪いのか まではあまり知られていません。



反り腰の方に、便秘・ガスが溜まりやすい・胃もたれ・お腹の張りといったトラブルが多いのには、ちゃんとした理由があります。



(1) 胃腸が前に“押し出されて”圧迫される


骨盤が前傾すると、お腹全体は前へ突き出されるような形になります。


内臓をイメージで言うと、「骨盤というお皿の上に、柔らかい臓器が乗っている状態」。




このお皿が前に傾くと――



  • 胃・腸が前方に押し出される


  • 常に軽い圧迫やねじれがかかる


  • 血流が悪くなりやすい




その結果、



  • 胃もたれ


  • 食後のだるさ


  • お腹の張り・ガス


  • 吐き気・ムカムカ


といった症状が起きやすくなります。


施術の現場でも、反り腰+お腹を触ると「硬い・冷たい」という方は本当に多いです。



(2) 呼吸が浅くなり、“内臓マッサージ”が止まる


反り腰の方は、胸が前に張り出し、肋骨が固まりやすくなります。


すると、呼吸が浅くなり 横隔膜(お腹の上にある大きな呼吸筋)の動きが悪くなる のです。



横隔膜は、息を吸うたびに「グッ」と下へ下がり、息を吐くと「フッ」と上へ戻る、エレベーターのような動きをしています。


この上下動こそが、胃腸を優しく揺らす “内臓マッサージ” の役割を持っています。



しかし反り腰になると――

  • 横隔膜の動きが小さくなる


  • 胃腸への刺激が減る


  • ぜん動運動(腸の動き)が弱くなる



その結果として、

✔ 便秘


✔ ガスが溜まりやすい


✔ みぞおちのつかえ感


✔ 食欲のムラ


などの症状が出てきやすくなります。



(3) 交感神経が優位になり、“消化モード”に切り替わらない


反り腰は、腰・背中の筋肉が常に緊張している状態。


この「緊張」は 自律神経の交感神経 を高ぶらせます

交感神経

戦闘・活動モード

副交感神経

休息・消化モード


消化に必要なのは、副交感神経が優位になること。



しかし、反り腰+ストレスが重なると…



  • ずっとオンモード


  • 夜になっても体が休まらない


  • 食べても消化しきれない


  • なんとなく胃腸が常に重い


という状態になりやすいです。



(4) 腸腰筋が硬くなり、“腸の動き”が止まる


反り腰と切っても切れないのが 腸腰筋(ちょうようきん) という筋肉。


腸腰筋は、腰の骨から足の付け根へ向かってついているインナーマッスルで、ちょうど「腸のすぐ後ろ」を通っています。



反り腰の人は、

  • 立っているだけで腸腰筋が縮んだまま


  • 座っている時間が長く、ずっと固まっている


そんな状態が続きます。



ここが硬くなると――



  • 腸の後ろから押さえつけるような形になり


  • 腸の動き(ぜん動運動)が低下


  • 排便のリズムが乱れる

→ 便秘・下腹ぽっこり・ガス溜まり


といった症状につながります。


反り腰と腸の不調は、もはやセットで考えた方が良いレベル と言っても過言ではありません。


🌸【整体でできる“反り腰×内臓ケア”】


アロエ鍼灸整体院では、「腰だけ」「お腹だけ」といった見方ではなく、

“姿勢・骨盤・呼吸・内臓”をセットで評価 していきます。

ここからは、整体で実際に行っているアプローチを3つに分けてご紹介します。



(1) 骨盤の前傾を整え、“土台”をリセット


まず最初に行うのが、骨盤の角度調整


前に傾きすぎている骨盤を、その方の体型に合わせて

「ちょうどいい位置(ニュートラル)」に戻していきます。



骨盤が整うと――

  • 腰の反りが減る


  • 背中の過緊張が抜ける


  • お腹の前への突き出しが減る


  • 呼吸がしやすくなる



これだけで、多くの方が


  • 「息がしやすい」


  • 「お腹が少し柔らかくなった気がする」


と変化を感じられます。



(2) 腸腰筋・太ももの前側をゆるめる


反り腰の“核心”ともいえる腸腰筋。


ここをしっかり緩めていくことで、

  • 骨盤が前に引っ張られにくくなる


  • 下腹のハリ感が軽減


  • 腸の動きがスムーズになる


といった変化が期待できます。


合わせて太ももの前(大腿四頭筋)も硬くなっていることが多いため、この部分もじっくり緩めていきます。



(3) 肋骨と横隔膜を調整し、“内臓マッサージ”を取り戻す


胃腸の働きを良くするには、

呼吸の質を変えること

 が非常に重要です。



そのために、

  • 固まった肋骨の動きを出す


  • 胸郭(胸まわり)の柔軟性をつくる


  • 横隔膜まわりの筋肉を緩める


といったアプローチも行います。


「呼吸が深くなる=横隔膜がよく動く」

→ そのたびに内臓が上下に揺れてマッサージされる

→ 胃腸の血流・ぜん動運動が活性化する


という流れが戻ってきます。


🪡【鍼灸で“内側から”内臓と自律神経へアプローチ】


整体が “体の外側(骨格・筋肉)” にアプローチするのに対し、


鍼灸は “内側(内臓・自律神経・経絡)” に働きかけることができます。



アロエ鍼灸整体院では、反り腰+胃腸の不調に対して、以下のような代表的なツボを用いて施術を行うことが多いです。



(1) 中脘(ちゅうかん)


みぞおちとおへそのちょうど真ん中あたりにあるツボ。

  • 胃の動きを助ける


  • 胃もたれ・食べ過ぎ・胸やけ


  • 食後のムカムカ感


などに用いられます。


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(2) 天枢(てんすう)


おへそから指3本分外側にあるツボ。

  • 便秘


  • お腹の張り


  • ガスが溜まりやすい


といった腸のトラブルに効果的です。


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(3) 足三里(あしさんり)


膝のお皿の外側の下あたりにある、有名な“胃腸のツボ”。

  • 胃腸全体の働きを整える


  • 体力・免疫力を底上げする


  • 足のだるさ・冷えにも良い


「足三里にお灸をして長生き」と言われるほど、全身の調子を整える万能ツボです。


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(4) 膻中(だんちゅう)


胸の真ん中にあるツボ。

  • ストレス性の胃痛


  • 胸のつかえ感


  • 呼吸の浅さ・動悸


など、“メンタル×内臓”に関わる不調に用いられます。


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鍼灸は、

✔ 内臓の血流を改善


✔ 自律神経のバランスを整える


✔ 胃腸の動きをサポート


といった形で、反り腰が引き起こした内臓トラブルに対しても非常に相性の良い施術です。


🏠【今日からできる “反り腰×胃腸ケア” 自宅ケア】


「いきなり全部変えるのは大変…」という方も多いので、ここでは今日からできるものだけ を厳選してお伝えします。



(1) お腹の深呼吸(5回)


やり方はシンプルですが、効果は絶大です。


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(1) 仰向けになり、お腹に手を置く


(2) 鼻からゆっくり息を吸い、お腹をふくらませる


(3) 口から細く長く吐き、お腹をぺたんこにする


(4) これを5回繰り返す


横隔膜が上下に動くことで、胃腸が優しくマッサージされます。


特に、寝る前に行うのがおすすめです。



(2) 太ももの前側ストレッチ(30秒×左右)


反り腰改善の基本中の基本。


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(1) 立ったまま片足の甲を持ち、お尻のほうへ引き寄せる


(2) 太ももの前が伸びているのを感じる


(3) 30秒キープ×左右


デスクワーク後・お風呂上がりに行うと、骨盤の前傾予防に大きく役立ちます。



(3) 骨盤ニュートラルの練習


(1) 仰向けになり、膝を立てる


(2) 骨盤を“反る方向”と“丸める方向”にゆっくり動かす


(3) その中間地点(楽なところ)を探す


これが、あなたにとっての 骨盤ニュートラル


「どの位置が自分にとってちょうどいいのか」を知っておくことで、日常生活の中でも姿勢を修正しやすくなります。



(4) 白湯を1日600ml目安に


冷たい飲み物ばかりだと、胃腸は冷えやすく、動きが低下します。

  • 朝起きてコップ1杯


  • 食後に少しずつ


  • 寝る前に一口


を意識して、無理のない範囲で白湯を取り入れてみてください。


「お腹が冷えにくくなった」「便通がスムーズになった」という声も多いケアです。


🌿【まとめ】反り腰を整えると“内臓の働き”も変わる


反り腰は、

  • 腰痛や姿勢の見た目だけでなく


  • 内臓の位置


  • 胃腸の働き


  • 自律神経のバランス


にまで影響する、“体の土台の問題”です。



整体 で骨盤・肋骨・呼吸を整え、


鍼灸 で内臓と自律神経へアプローチすることで、


  • お腹の張り・便秘


  • 胃もたれ・食後のだるさ


  • 慢性的な疲れ


といったお悩みは大きく変わっていきます。



「反り腰だけでこんなに体調が変わるの?」と驚かれる方も少なくありません。



アロエ鍼灸整体院 心斎橋院では、

  • 反り腰の改善


  • 胃腸の不調ケア


  • 自律神経の安定


をトータルでサポートしています。



「姿勢も内臓もまとめて整えたい」「薬ではなく、自分の体の力で楽になりたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。



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アクセスと予約方法

  • 住所:大阪市中央区南船場3-3-1 BRAVIビル3F(心斎橋駅より徒歩数分)

  • 営業時間:11:00〜20:00(年末年始を除き無休)

  • 予約方法:LINEまたは電話(080-6775-1357)で受付中



院内は美容室のような清潔感があり、施術後のメイク直しに便利なドレッサーやヘアアイロンも完備。 女性にとって通いやすい空間づくりがされています。


アロエ鍼灸整体院は、「通いやすさ」「変化の実感」「安心価格」をすべて兼ね備えた心斎橋の実力派整体院です。




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