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鍼灸はなぜ筋肉の奥に届く?肩こりが繰り返される理由と鍼の働き

10月21日
読了時間: 7分

こんにちは!アロエ鍼灸整体院 心斎橋院です!


10月も後半になり、朝晩の冷え込みで首や肩のこわばりを感じやすい季節になりましたね。


「肩を揉んでもすぐに硬くなる」

「マッサージを受けても奥のこりが残る」

「肩甲骨の内側がずっと重だるい」

「鍼灸が気になるけど、なぜ効くのかわからない」


こんなお悩みはありませんか?


肩こりは、表面の筋肉だけでなく、身体の深い部分にある筋肉の緊張が関係している場合があります。


そこで今回は、鍼灸が筋肉にどのように働きかけるのか、解剖学的な視点から詳しく解説していきます!


鍼灸は筋肉の深い部分にもアプローチできる


肩こりに関係する筋肉は、身体の表面だけにあるわけではありません。


例えば、首や肩の周辺には、


・僧帽筋:首から肩、背中に広がる筋肉

・肩甲挙筋:首と肩甲骨をつなぐ筋肉

・菱形筋:背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉

・頭板状筋:首や頭を支える筋肉

・多裂筋:背骨を細かく支える深層筋


などがあります。


これらの筋肉は重なり合いながら、首や肩甲骨の動きを支えています。


特に長時間のデスクワークでは、頭や腕を支えるために同じ筋肉が働き続けることがあります。


長時間のパソコン作業

  ↓

首や肩の筋肉が持続的に働く

  ↓

筋肉に疲労が蓄積する

  ↓

筋肉の緊張や圧痛が生じる

  ↓

肩こりや重だるさを感じる


鍼灸では、身体の状態を確認したうえで、目的とする筋肉や周辺組織に鍼刺激を加えることができます。


ただし、深く刺せば効果が高いわけではありません。


筋肉の位置や厚さ、神経・血管などの解剖学的な構造を考慮し、適切な部位と深さを判断することが重要です。


首肩の表層筋と深層筋を色分けし、僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋の位置を示す解剖学的イラスト

鍼をすると筋肉には何が起こる?


鍼を刺すと、皮膚や筋肉などに存在する感覚受容器が刺激されます。


その刺激は末梢神経を通じて脊髄や脳へ伝わり、痛みの感じ方を調節する神経系に作用すると考えられています。


また、鍼刺激によって局所の血流や筋肉の緊張状態に変化が生じることも報告されています。


鍼刺激

  ↓

皮膚や筋肉の感覚受容器が反応

  ↓

神経系へ刺激が伝わる

  ↓

痛みの調節機構が働く

  ↓

痛みや筋肉の緊張が和らぐ可能性がある


鍼灸は単純に筋肉を物理的にほぐすだけの施術ではありません。


神経系を介した反応も関係していると考えられています。


ただし、作用の仕組みにはまだ解明されていない部分があり、効果には個人差があります。


鍼刺激→感覚神経→脊髄・脳→痛みの調節→筋肉の緊張緩和を示す流れ図

肩こりなのに肩以外へ鍼をする理由


肩こりがある場合、必ずしも肩だけに鍼をするわけではありません。


例えば、肩甲骨の内側が重い方でも、原因となる負担は首や背中の動きと関係している場合があります。


首の動きが悪い

  ↓

肩甲骨周辺の筋肉が緊張する

  ↓

肩甲骨の動きが小さくなる

  ↓

腕を動かす際に肩へ負担がかかる

  ↓

肩こりを繰り返しやすくなる


当院では、症状のある場所だけでなく、関連する筋肉や関節の動きも確認します。


例えば、


首の付け根が重い→僧帽筋上部や肩甲挙筋周辺

肩甲骨の内側が張る→菱形筋や僧帽筋中部周辺

後頭部から首がこる→後頭下筋群や頸部周辺


というように、筋肉の位置や症状に合わせて施術部位を検討します。


鍼をする場所は毎回同じとは限りません。


その日の身体の状態や痛みの出方に合わせて判断することが大切です。


首の付け根・肩の上・肩甲骨の内側の3つのこりの位置と関連する筋肉を示す比較図

鍼特有の「ズーン」とする感覚とは?


鍼を受けた時に、ズーンと重く響くような感覚を経験する方がいます。


これは一般的に「得気(とっき)」と呼ばれる感覚の一つです。


鍼の刺激によって、


・重だるい

・奥に響く

・じんわり広がる

・軽く張る


といった感覚が生じることがあります。


ただし、響きが強いほど効果が高いというわけではありません。


また、得気を感じなくても鍼の作用が期待できる場合があります。


大切なのは、無理に強い刺激を加えることではなく、身体の状態や刺激への反応に合わせて施術することです。


初めて鍼灸を受ける方や刺激に敏感な方には、刺激量を調整しながら施術を進めます。


肩への鍼施術を受ける女性と、筋肉の奥にじんわり刺激が伝わるイメージ図

鍼灸とマッサージの違いとは?


マッサージや整体では、手による圧迫や伸張、関節運動などを通して筋肉や身体の動きに働きかけます。


一方、鍼灸では細い鍼を用いて皮膚や筋肉などに刺激を加え、神経系や局所組織の反応を引き出すことを目指します。


それぞれ刺激の方法が異なるため、身体の状態に合わせて使い分けることができます。


例えば、


肩甲骨が動きにくい→整体で肩甲骨や胸椎の動きを確認

首の筋肉の緊張が強い→鍼で関連する筋肉にアプローチ

姿勢を保つと疲れやすい→整体や運動指導で身体の使い方を確認


というように、複数の方法を組み合わせることもあります。


鍼灸だけ、整体だけと決めるのではなく、何が身体の負担につながっているのかを確認することが重要です。


手で筋肉や関節にアプローチする整体と、細い鍼で筋肉に刺激を加える鍼灸の比較図

整体×鍼灸で身体の状態に合わせた施術


アロエ鍼灸整体院 心斎橋院では、肩こりや首こりに対して、姿勢や筋肉の緊張、関節の動きを確認します。


施術の流れは、


カウンセリング

  ↓

首・肩・肩甲骨の動作チェック

  ↓

筋肉の硬さや圧痛を確認

  ↓

整体で筋肉や関節の動きにアプローチ

  ↓

必要に応じて首肩・背中への鍼

  ↓

施術後の動きや症状を再確認

  ↓

日常生活でのセルフケアを提案


という形です。


例えば、デスクワークによる肩こりが強い方には、首肩の筋肉だけでなく、胸椎や肩甲骨の動きも確認します。


鍼灸による痛みの緩和を目指しながら、整体や運動指導を通じて身体の負担を減らすことを大切にしています。


カウンセリング→姿勢チェック→整体→首肩への鍼→動作確認→セルフケア指導の施術フロー図

鍼灸の効果を長持ちさせるために


施術後に身体が軽く感じられても、普段の生活で同じ負担が続くと、肩こりが再び気になることがあります。


特にデスクワークが多い方は、同じ姿勢を続ける時間を減らすことが大切です。


おすすめは「肩甲骨をゆっくり動かす運動」です。


  1. 椅子に座り、背筋を自然に伸ばします。

  2. 両肩をゆっくり耳に近づけます。

  3. 肩甲骨を軽く後ろへ寄せます。

  4. 息を吐きながら肩の力を抜きます。

  5. 5〜10回繰り返します。


肩を無理に回したり、強く引き寄せたりする必要はありません。


痛みのない範囲でゆっくり行いましょう。


椅子に座って肩をすくめる→肩甲骨を軽く寄せる→肩の力を抜く女性の3ステップセルフケア図

鍼灸を受ける時に知っておきたいこと


鍼灸は、施術後に一時的なだるさや筋肉痛のような感覚、内出血が生じることがあります。


また、首や肩、背中などへの鍼では、まれに気胸などの重大な合併症が起こる可能性もあります。


そのため、国家資格を持つ施術者が解剖学的な知識に基づき、安全に配慮して施術することが重要です。


当院でも施術前に身体の状態を確認し、刺激の強さや施術部位を検討しています。

まとめ


肩こりが繰り返される時、筋肉の表面だけでなく、深い部分の筋緊張や神経系の働きが関係している場合があります。


長時間のデスクワーク

  ↓

首肩の筋肉に負担が集中

  ↓

筋肉の緊張や痛みが続く

  ↓

鍼灸で神経系や筋肉に刺激を加える

  ↓

痛みや緊張の緩和を目指す

  ↓

整体やセルフケアで日常の負担を減らす


鍼灸は、筋肉に直接刺激を加えられることが特徴の一つです。


ただし、すべての肩こりに同じ効果が得られるわけではなく、原因に応じた対応が必要です。


首肩のこりが続く方や、鍼灸を受けてみたいと考えている方は、お気軽にご相談ください!


※突然の激しい頭痛、手足の麻痺、進行するしびれなどがある場合は、鍼灸よりも医療機関での診察を優先してください。

アロエ鍼灸整体院 心斎橋院


心斎橋駅徒歩4分・長堀橋駅徒歩4分

〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目3-1 BRAVI三休橋3F

営業時間:11:00〜20:00(最終受付19:30/当日予約OK)




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